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多肉植物

多肉植物を室内で元気に育てる方法

室内で植物を育てる際に、十分な日光が確保できないことは多くの人にとって課題となることが多いのではないでしょうか。
特に昨今の夏は多肉植物にとっても厳しく夏だけでも室内で様子を見たい、と考える方も多くいらっしゃるかと思います。

そんな時に役立つのが「植物ライト」です。
植物の成長に必要な光を効率的に補い、日照不足の環境でも元気に育てることができます。

この記事では、実際に筆者自身が実生や育成の際に使用している植物ライトを紹介します。
筆者自身が何度か買い換えた末にたどり着いたおすすめなので少しでも参考になりましたら幸いです。

また、室内とは言え夏場は高温に加え、対策しなければ無風状態になり蒸れてしまうためそちらについても記載していきます。

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通常植物ライト

筆者が育てている多肉植物はエケベリアが中心のため、照度は10,000ルクス以上が必要となります。

明るい間接光や半日陰でも育ちますが、十分な光がないと徒長(茎が間延びする現象)が起きてしまう可能性もあり、できるだけ10,000ルクス以上の照度を確保できるライトがオススメです。

うららか
うららか

筆者が使用しているのは「BRIM PANEL A」です!

BRIM PANEL Aはパネル型の植物ライトです。
照度は30㎝で18,600ルクス、40㎝で12,200ルクスとなり多肉植物の栽培にも適しています。

BRIM PANEL Aを使用する前はスポットライト式の植物ライトを使っていたのですが、やはり照射範囲が狭いためよく当たる場所と光の弱い場所が出来てしまい植物の様子を見ながら場所の入れ替えをしなければなりませんでした。

BRIM PANEL Aはパネル型のため平置きでの育成もしやすく、場所による照度の差が発生しないのも嬉しいポイントです。

発芽時の管理や弱光植物用ライト

エケベリアの実生の発芽時やハオルチアの軟葉系は強い光ではなく2,000ルクス~5,000ルクス程度の光が必要となります。

そのためカーテン越しの柔らかい光の確保が厳しい場合は補助として弱光の植物ライトがオススメです。

うららか
うららか

おすすめは「Philips 家庭用植物育成用ライト Grow USB Luminaire」です!

室内栽培であるあるだとおもうのですが……「カーテン越しの柔らかい光」って間取りによっては全く存在しないのだが!?という状況に陥ることがあります。

言うは易く行うは難し……そんなに簡単に都合のいい良い感じ光を人間がおいそれと用意できると思うなよ!?と思ったことが園芸関係の本を読んで何度もありました……。

そんな悩みも解決してくれたのがこの植物ライトです。
取り付けも簡単なため必要な時に取り出し、使い終わったら収納も簡単に出来ます。

何よりも発芽前の強すぎる光は必要としないけど、発芽には光が必要で発芽後は光がないと芽が上手く育たない……という微妙な時期をピッタリ支えてくれるのがありがたく頼もしいです。

実生用植物ライト

個人的に一番、購入してよかった!と思えたのがこの植物ライトです。
少しお値段が張るのですがそれでも育てている植物がしっかり育つ様子を見ることが嬉しいので大満足の買い物でした。

このパネルライトは4段階の光の強さを調節できるため実生にぴったりです。

私の使い方としては、最初の苗が大きくなっていない時期は25%の光量で様子を見て、大きくなったら50%に変更し使用しています。

実際に実生に使用した様子

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こちらは上記のライトを使用し実生を育てた実際の画像です。
ラウイが混ざっているので大きくなりやすいのはもちろんなのですが、半年足らずでこの大きさまで育ってくれたのは驚きました。

個人的にこの成長速度は本当に嬉しかったです。
冬の紅葉が楽しみでなりません。

デメリット

メリットの他にデメリットも記載しようと思います。

画像を見て頂くと分かるとおもうのですが、超~~~~絶眩しいです!!!

うららか
うららか

部屋の中に太陽がある……?

良く育つ=光が強いので眩しい、は当たり前なのですがそれにしても眩しく直視すると眼が潰れます。
そのため棚にカーテンを設置し点灯している際にはカーテンを閉めて使用していています。

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次にこれは先ほど紹介した通常の植物ライトとも共通する点なのですが、使用の際に発熱する、という点です。
左が室内、右が点灯している棚内の温度なのですが約2度程度の差があることが分かます。

室温の管理の際は温度差があることを念頭に温度設定をする必要がありますので注意しましょう。

点灯時間管理

手動で植物ライトの点灯管理をしていると、今日は付け忘れた!消し忘れた!、旅行で家を空ける際はどうすれば!?という問題が生じます。

そこでオススメなのが「SwitchBot」です!

SwitchBotを使えば、植物ライトのオン/オフを日々のスケジュールに従って自動化できます。
植物が必要とする光の時間を正確に管理でき、定期的な手動操作が不要になります。

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うららか
うららか

画像のようにコンセントを指すだけなのでかなり楽です!

また、SwitchBotアプリを使えば、外出先からでもスマホでライトのオン/オフができます。
例えば、長期不在時や突然の天候変化に応じて、ライトを調整することが可能です。

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実際のアプリ画面の画像です。

何時に点灯し、消灯するかスマホから簡単に管理することができ便利です。

温度管理

筆者が多く育てている、エケベリアは比較的暑さには強いですが、35℃以上の高温になるとストレスを感じ、成長が停滞することがあります。

また、サーキュレーター自体は部屋の空気を循環させるためのものですが、高温の環境で使用すると熱い空気を循環させる結果となり、逆効果になることがあります。

そこでまた登場するのが、「SwitchBot」です!

うららか
うららか

本当にSwitchBotさまさまです……

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先ほど温度が2度違という紹介をした際に出した画像の右側、この温度計で「一定の気温になったらエアコンON」という管理をスマホからできるようになります。

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実際のアプリの画面、筆者は33度に到達したらエアコンがONになる設定にしています。
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室内の温度・湿度の記録もグラフで見ることができます。

植物への管理だけでなく、外出中に今から帰るので先に部屋を涼しく・暖かくしておきたい!という場合でもSwitchBotはかなり便利です。

うららか
うららか

我が家はSwitchBotにカーテンの開閉までしてもらっています……!
すぼらな方には本当~~ッにオススメです。

風通しについて

室内での栽培では、熱がこもりやすい場所や、湿度が高すぎる環境が発生することがあります。
風があることで、これらの環境条件が適切に調整され、植物にとって快適な温度と湿度が維持されます。

そのため筆者が使用している扇風機はこちらです。

風力は強弱3段階で切り替え可能のため夏以外の季節は弱にし、暑さの厳しい夏は強モードで使用しています。
首振りも可能のため空気が動かない場所が発生しづらい利点があります。


以上、筆者が実際に使用しているものの紹介でした!
今回は「植物ライト」「温度管理」「風通しの管理」についておすすめのアイテムを紹介しましたが、皆さんにとってちょっと気になるかも!という物はありましたか?

室内で育てる際にはちょっとした便利な道具やアイテムを揃えることで、より快適で楽しい時間になります。
今回ご紹介したアイテムが皆さんの植物ライフの中で少しでもお役に立てましたら嬉しいです!

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